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2004.08.22

子育て

実は、朝、チョロチョロBLOG巡りをしていて行き当たったのだが、「父親的生活」さんの「ムツカシイ話」と「子どもを抱かない母親」を読んで、自分の思ったことを書きます。

表題は「子供を抱かない母親」で、親とのスキンシップがないのは良くないという趣旨の筈・・・だったのですが、いつの間にか母乳育児は良い!という論理のすり替えが行われていました。

で、私も乳児からのスキンシップが大切で、この親子関係(養育者関係)が将来の人間関係の礎になるという話を聞いたことがあるんで、否定しないんだけど・・・母乳だからそれができて、ミルクだからそれができないということにはならないと思う。

ちょっと前に読んだ「プレジデント」という雑誌に母乳を飲ませつつ携帯メールに夢中になる母親という記事が出ていたんだけど、結局抱っこして母乳育児したって、子供と目を合わせず微笑みかけず話しかけずで友人とメールばかりしていては、スキンシップの意味がない状態である。
子供との大切な対話の時間をみすみす逃しているし、抱いて微笑みかけて、話しかけてが子供にとっての最初の大切な人間関係構築のきっかけになる。
母乳育児だって言ったって、片手に子供かかえつつ、目は携帯に夢中・・・では、全然意味がない。
そんなのサイレントベビー作るだけだよ。スキンシップでも何でもない。

それだったら、片手で子供を抱っこして、もう片手でほ乳瓶持って、子供にミルクを与えつつ、子供の目を見て微笑みながら、「ごめんね~、遅くなって。お腹すいたでしょ。ミルクだよー。一杯飲むんだよー」と語りかけた方がよっぽど子供の成長に良いぞ。両手使っているから携帯使えないし(笑)

私は、母乳の出が良くなかったから、混合だった。うちの息子は大食漢だし、母乳だけじゃ足りなくてミルク足していた。
でも、本当は母乳で育てたかったから、頑張ってみたけど結局母乳だけでは足りないので、ずっと混合だった。
それも6ヶ月に保育園に預けるので、それをきっかけにミルクのみにした。

それでも子供を抱きながらミルク与えたし、夜は一緒に同じお布団で寝ているし。寝るときは、息子は必ず抱っこをせがむし腕枕で朝まで寝てて、起きたら痺れていたなんてこともあったし、スキンシップはしていると思う。
息子は、今もおっぱい聖人で、いっつも「おっぱい~」といいつつ、私の胸触っている(笑)
家の中ではいいんだけど、外で「おっぱい」と叫ばれるのは、恥ずかしいんだが(^_^;)

まあ、私の場合、育児休業中は、経済的な問題もあって実家に寄生していたので(^_^;)、おばあちゃんがミルク作っている間、私が抱いていて「待っててね~」とあやしているような恵まれている環境だったので大きな事は言えないが、それでも最初はわけもわからず泣いていた息子も、いつの頃からか「あっ、今ミルク作っているな。じゃあ、泣かずに待っていてやるか」という感じで待つようになった。
人間の子供は馬鹿じゃない。ちゃんと状況を理解する能力があるのだ。ミルク時の繰り返しの学習で待つことを覚える。そして、そうやって環境を理解して言語を理解して成長していくのだ。

だから、母乳だからミルクだから駄目だとは思わない。そんな外側の形じゃない親(養育者)の子供に対する姿勢や愛情という中身が備わっていれば、どんな形だって子供はきちんと育っていくと思う。
冒頭の形だけ抱いて母乳与えていたって、心が子供に向いていないんじゃ、仏作って魂入れずで意味がないと思うし、ミルクだってそんなの母親の愛情があれば、子供にとって最高のスキンシップの時間になる。

何だか外側の形だけで論じる必要があるのだろうかと思う。

それともう一つの「ムツカシイ話」では、3歳児神話について言及があったのだが、やっぱり外側の形のみの議論に感じた。
だってねー、冒頭の述べた携帯ママがそのままの状態で3歳まで傍で育てたとして、結局サイレントベビーを作り出し、人間関係の基礎を学べなかった幼児に成長したとしたら、それがその子の幸せに果たして繋がるのか。
または、育児ノイローゼになった母親の密室育児により虐待される子供も親がいつも一緒だからということだけで、それがその子の成長に良いのか。
これは極論なんだけどね、アル中患者や幼児虐待の被害者がACになるのが、別に母親が仕事しに行くせいじゃないでしょう。親が親としてきちんと機能しないから、子供の成長過程に悪影響があるわけでしょう。

逆に母子家庭、父子家庭に育った子供が立派な大人になり、母親専業主婦で父親がそれなりの地位にいる家庭の子供が犯罪犯している場合もあるわけで、それは、親が働きに出ているからそうなったのではなく、その親が親として正常に機能していなかったからではないのか。

小さいときから子供預けて働きに出なくてはいけない人だっているので、3歳までは保育園に預けるべきではないと簡単には言えないのではないか。
以前にどこかの新聞で適切な親以外の保育サービスを受けることが必ずしも子供の成長に悪影響はないという説がアメリカで発表されたという記事を読んだことがる。逆に適切な保育者に預けた場合、預けなかった子供よりも良い影響があったというデータさえ出たというのだ。多分この記事が目に付いたのは子供を保育園に預ける前だ。
で、そういう記事に気がついたのは、妊娠中か出産後で、そういう記事に敏感になっている時だ。
だから、多分もう3年くらい前の話だと思う。

だから、小さいときから預けることが必ずしも悪い影響があるわけではなく、要は、その子の親の姿勢と預け先の保育者の資質の問題に帰結するわけで。

子供のかまって欲しいというサインを無視して、携帯メールに夢中になるいつも傍にいるだけの母親よりも、日中仕事していても、仕事が終わったら、速攻で帰ってきて、保育園で子供を抱きしめる母親が劣っているとは思わない。
帰りに保育園で何があったの?なんて会話しながら帰る方がよっぽど親子の会話になるよ。

そんなわけで、外側の事象だけを捉えて論じられたくない、その親子関係がどうなのか、親の子供への姿勢や行動がどうなのか、中身を問題にしてほしい。
そう思ってしまう。

そうして、この3歳児神話こそ、少子化の最大の原因じゃないかと私は思っているんだけど・・・。
結局、ちょうど出産適齢期の女性が、今までの自分のキャリアを捨てるか、これから生まれる(かもしれない)子供を捨てるかという2者択一の選択をせまられている現状で、将来の子供より今の自分を選ぶ女性が増えるのは当然の結果になるのではないか。
どうして、キャリアも子供もと両方を女性に選ばせてくれないのだろう。
男性は子供が産まれたって仕事を失うわけではないのに。不公平じゃないか。
これから夫の収入だけで生活していけるかも危うくなっている現状で、自分の職を失うリスクは負いたくないと思うのは人情だと思うし、そうやってどちらか選べと言われれば、リスク少ない方をとる。
生活水準落としたくないという気持ちもあるだろうし。

そんなわけで、子供に関して、自分なりに感じたことをつらつら書いてしまったが、この記事で不快に感じた方がいたらごめんなさい。
なんとなく自分の生き方を否定されたような気がしてしまったので、思わず書いてしまいました。
そして、こんな大層なことを書けるほど、立派に母親しているわけでもないんです、ホントは。
だって、こうやってBLOGしていること自体、子供を放っておいているということだし。
それでも、少しでも親として頑張ろうとは思っています。
だから、あのプレジデントの記事も読んだわけだし、育児関連の書籍読んだりしているし。

こんな母親でも息子がちゃんと育ちますように。。。

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コメント

トラバありがとうございます。
 私のblogを読んでくださる方が本当に沢山いらっしゃるんだなぁと少し嬉しくもあります。
 さて、さて、「子どもを~」のエントリはご指摘の通り、スキンシップの記事を書くつもりで書き始めたのに母乳の方に重きが行ってしまい、ピントのぼけたエントリになっています。あの時は多くのコメントが寄せられて本当にびっくりしましたが、確かに一番言いたかったのはにこさんの仰る様に、「親の考え」そのものなのです。ミルクを強制的に勧める病院の背景にメーカーがあって、どうも商業主義に偏ってしまっている現状の事を書きたかったのですが・・・「ムツカシイ~」の方も同じです。こちらの方は、3歳児神話の事を書いてはいますし、私もそう思うといった事も書いていますが、「お母さんがしっかり考えて判断するのだったら、周りには流されてはいけないと言う事なのでしょうか」という所が私の一番書きたかった事なのです。3歳児神話が少子化の原因になっているという部分は、ある意味うなづけますね。3歳という年齢に縛られると、女性の社会復帰の足かせになると言う事ですよね。特に日本では女性の育児休業がまだまだ1年以上認められる事が少なく、そのギャップが顕著に現れている様に私も思います。
 家庭環境や、家族の状況、仕事や収入によって家庭での育児の様は大きく違いますよね。勿論その現状に納得されている方、されていない方もいらっしゃるとは思います。私はそのあたりの配慮が少し欠けていて、おそらくにこさんの様に(想像なのですが)職を持つお母様方には少なからず良い感情を持って頂けないのではと思います。少し誤解を与えている感もあり、反省しきりです。(働くお母さんを否定はしていませんので、スミマセン)ただ、中段あたり、極論を書かれてしまいますと何とも言えなくなってしまうのですが・・・(当然、私も、おそらくにこさんもそうだと思いますが、実際にそういうケースで子育てをしているわけでは無いでしょうから、あくまで”外から見て”に終始してしまいますので)

 働く女性が増える事もこれからは当然だと思いますし、仕事に生きがいを見つけるのも当然だと思います。働く女性への配慮にまだまだ日本の就業システムが追いついていないのは確かだと思いますし、課題なのだと思います。

 この記事からは、にこさんの”怒り”が十分に伝わってきました。ただ、否定しているわけではありませんから。お怒りなのは判ります。すみません。
 にこさんは、私は絶対に大丈夫!と思える育児をなさっているのだから、私は全然それでOKなんじゃないかなって思います。同じ家庭なんてありえないのですから、どれが正しいかどうかなんて誰も判断は出来ないわけですよね。
 又私なりの意見も自分のblogで書きたいと思います。その時は是非コメントを下さい。日本の政治をなさっている皆様は、もう数十年前に育児を終わられた片が殆どで、女性が働く様を目の当たりにしている方は少ないのではと思います。私のblog程度ではそれがどれだけの人の目につくのかは判りませんが、たとえ少なくても、”思いを書く事”が先ずは大切なのだと思います。

長々となってスミマセンでした。
最近更新が少しおろそかだったのですが、書く気が沸いてきました。ありがとうございます。

投稿: seurat | 2004.08.23 11:55

誠に申し訳ありません。私、お名前を”にこ”さんと間違えておりますね。スミマセン・・・。
”こに”さんですね。大きく勘違いしておりました。
それから早速、トラバさせて頂いております。

投稿: seurat | 2004.08.23 17:44

コメントありがとうございました。
名前は時々間違われるので、気にしていません。(^.^)
簡単な平仮名2文字というコンセプトで考えた名前だったりしますんで、私だとわかればいいんですよ(笑)
ちなみに由来はどっかのマンガの主人公の名前をもじったものです。(^_^;)

私自身も読解力が無く、seuratさんの長文に惑わされて、全然趣旨と違う部分に反応してしまったようで、申し訳ありません。

極論は、外側の形だけ見ても意味がないというたとえ話なので、本当に極論だと自分でも意識して書いていました。
そんなわけで、わざとそう言う風に話をもっていたという部分でもあるわけで、割り引いて読んでもらえればと思います。

こちらのコメントを読んで、本当はseuratさんも私も主張部分は同じような考えだったということがやっと理解できました。
こちらもきつい書き方をしてしまい、申し訳ありませんでした。

子育ては、長期的な事業で、正しい(?)子育てをしてきたのかどうかは、10年20年先にならないとわからないものだし、親も子も個性があるから、一つの方法だけが必ずしも「正解」であるとはいえず、親も子も暗中模索の中で成長していくのでしょうね。

私の子供への接し方が正しいのかどうか悩むこと多いです。
しつけと自由の線引きをどこにするか、相方ともその辺りの方針が微妙に食い違うんで、本当に難しいです。多分、このしつけに関する考え方も自分の親の影響が大きいのかなと思えてきます。子供への接し方は、やっぱり自分の親を手本にしてしまうので、そこに微妙に夫婦間の差が出てくるというか・・・。

とりあえず子供が無事育つようにお互い頑張りましょうね。

では。

投稿: こに | 2004.08.23 21:24

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今朝の日経新聞の見出しは、少しショッキングな内容だった。    「人口減、ニッポ [続きを読む]

受信: 2004.08.23 17:41

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